スタッドポーカー(5カード/7カード)のルールやゲーム進行の詳細解説

スタッドポーカー解説
投稿日:2017.8.24 |

数あるポーカーゲームを大きく分類すると、ドローポーカー、フロップポーカー、そしてスタッドポーカー(Stud Poker)に分けられます。このページでは、そのスタッドポーカーの特徴・基本的なルールや、代表的なゲームである「ファイブカード・スタッド」「セブンカード・スタッド」のゲームの流れなどをまとめています。「スタッドポーカーとは?」「セブンカードスタッドって何?」など気になった方は、以下をお役立て下さい!

スタッドポーカーとはどのようなポーカーか?

スタッドポーカーとはどのようなタイプのポーカーなのかを簡単にまとめると、「プレイヤーに裏向けのカード(フェイスダウン)と表向きのカード(フェイスアップ)が配られるポーカー」です。

比べるために一番古いタイプのポーカーであるドローポーカーを説明すると、こちらはプレイヤー個々にカードが裏向けで(そのプレイヤーしか見ることができない状態で)配られます。よって、ドローポーカーでは相手の手札は一切わからず、強い役ができているか弱い役なのか知ることはできません。そのため、しぐさや表情、カードを何枚交換するか、賭け金の吊り上げ方など、手札以外の要素から推測し、駆け引きし、勝負することになります。(つまり、カードゲームというよりも心理戦の要素が強い)

見えているカードから「役を読む」おもしろさ

そんなドローポーカーから発展したスタッドポーカーでは、一部のカードは自分にしか分からず、残りのカードは開示されて相手も見える状態となっています。だから、その見えているカードの良し悪しからある程度は相手の役が推測できるため、ドローポーカーとは駆け引きの質が変わります。相手の役に関する情報がまったく何もないドローポーカーよりも、見えているカードから目処を立てつつ「あの裏向けのカードは何だろう?」と思い巡らすスタッドの方がゲームとしては分かりやすく、初心者にもとっつきやすいかもしれません。

また、ドローポーカーと違ってカードの交換はありません。そのため、カード運がドローポーカー以上に勝敗に影響を与えます。

ポジションによる有利不利がない

さらに特徴を挙げると、スタッドポーカーはポジションによるメリットがないポーカーゲームです。ポジションとは座席の位置で、一般的にポーカーでは規定された順番に賭けたり降りたりのアクションを判断していきます。ポジションが決まっているゲームでは、順番が先のプレイヤーほど不利で、後のプレイヤーほど有利でとなります。なぜなら、後のプレイヤーほど相手のアクションを考慮したうえで自分の選択ができるためです。

スタッドポーカーでは、最初に裏向けのカードと表向きのカードが何枚か配られます(枚数はゲームによって異なる)。最初のアクションを行う順番は、その表向きのカードの強弱で決まります。そして全員がアクションを終えると次のカードが表向きで配られ、またそのカードの大小でアクションを行う順番が決まります。このように毎回状況に応じてアクションの番が変わっていくため、順番による有利・不利はありません。

元祖スタッド!ファイブカードスタッド解説

ではここからは、ファイブカードスタッド(Five Card Stud)についてみていきましょう。このゲームは、アメリカで南北戦争(1861-65)があった頃に誕生した最も古いスタッドポーカーとして知られています。今では後述のセブンカード・スタッドやその他のバリエーションのポーカーの方が普及していますが、一部の国ではファイブカードスタッドの人気も根強く、特にフィンランドではSököというファイブカード・スタッドの派生ゲームが親しまれています。

ファイブカードスタッドのゲームの概要

ファイブカード・スタッド解説

ゲームの特徴を簡単にまとめると、その名のとおり最終的には各プレイヤーには計5枚のカードが配られます

まず参加するプレイヤーはAnte(アンティ:ゲームへの参加料的な意味合いで賭ける小額。額は事前に決めておく)をテーブルに置き、そしてディーラー(またはディーラー役のプレイヤー)が、裏向けと表向けのカードを1枚ずつ配ります。

最初の賭け

裏向けのカード(ホールカードと言います)はそのプレイヤーのみが確認し、表向けのカードは全員が見えています。この時点で、1回目のベットラウンドの開始です。表向けのカードが一番弱いプレイヤーがBring-in(ブリングイン:最初にアクションするプレイヤーに強制される賭け。額は事前に決めておく)を行い、時計回りに順番にコール(同額賭ける)やレイズ(増額)、フォールド(降参)を判断していきます。レイズしたプレイヤーがいれば、他のプレイヤーもその額に応じてコールするかフォールドするかを改めて判断し、全員の賭けが終わると次のカードが配られます。

2度目の賭け

3枚目のカードが表向けで配られたら、今度はその表向けの2枚が最も強いプレイヤーから順番に改めて賭けていきます。ゲームのなかでは実質2度目の賭けの機会ですが、カードを3枚持っているので3rd Round(サード・ラウンド)や3rd Street(サード・ストリート)と呼びます。残っているプレイヤー全員が判断を終えると、次のカードが配られます。

3度目の賭け

4枚目のカードが配られ、4th Roundの開始です。最も強いカードを持っているプレイヤーから順番に賭け、全員が終えると最後のカードが配られます。

4度目の賭け

5枚目のカードが配られ、5th Roundの開始です。そしてこのラウンドを終えるとショーダウン(ホールカードを開示)し、残ったプレイヤーのハンド(役)の優劣を判断、一番強い役を作ったプレイヤーが、テーブル上の全ての賭け金を受け取ります。

一番人気のスタッドポーカー「セブンカードスタッド」解説

いかがでしょうか?ファイブカード・スタッドのルール・大まかなゲームの流れは理解できましたか?この元祖スタッドポーカーから派生したのがセブンカード・スタッド(Seven Card Stud)です。違いはその名のとおり、配られるカードの枚数が増えます。セブンカードは最終的に計7枚のカードが配られ、その中の5枚を組み合わせてハンドを作り、強弱を競います。ポーカー全体でみると、現在はフロップ・ポーカーという種類のテキサス・ホールデム(Texas Hold’em)というゲームが最も人気ですが、それ以前はこのセブンカード・スタッドが家庭ゲームとして、またカジノでも最も普及しているポーカーゲームでした。

セブンカードスタッドのゲームの流れ

セブンカード・スタッド解説1

基本的な流れはファイブカードスタッドと同じです。最初に、参加するプレイヤー全員がAnteをテーブルに置きます。そしてディーラーがプレイヤーにカードを配ります。最初は裏向け(ホールカード)が2枚、表向け(アップカードが1枚)からスタート。この時点でアップカードが一番弱いプレイヤーが初期ベットのBring-Inを賭け、時計回りに1回目のベット・ラウンドが進行します。この初回をサード・ストリートと言います(カードが3枚あるため)。

4th~6thストリートはアップカード追加

セブンカード・スタッド解説2

アップカードを1枚追加(手元にはホールカード2枚、アップカード2枚)で計4枚となり、フォース・ストリート(4th Street)の賭けを行います。初回と違って、4th以降は見えているアップカードが一番強いプレイヤーから時計回りに順番に判断していきます。(例えばアップカードにペアができているなら、そのプレイヤーから。ペアが複数いるなら、より強いカードのペアから。ペアが無いハイカードなら、カードが一番強いプレイヤーから開始)

全員が終えると2枚目のアップカードが追加され、計5枚のフィフス・ストリート(5th Street)のベット・ラウンド開始です。同様に6th Streetも行います。

最後の7thストリートは裏向けで1枚

セブンカード・スタッド解説1

最後のセブンス・ストリートでは、裏向けでカードが1枚追加されます。他のプレイヤーには見えないため、ベット・ラウンドの順番には影響を与えません。つまりシックス・ストリートと同じ順番で賭けていきます。

全員の選択が終わると、いよいよショーダウン(Showdown)です。フォールド(降参)せずに残っているプレイヤー全員は裏向けのホールカードを開示し、手元の7枚の中から5枚を組み合わせて一番強いハンドで他のプレイヤーと優劣を判断します。そして勝ったプレイヤーは、それまで全員が賭けてきたチップをすべて受け取ります。

ディーラーと対戦の「カリビアンスタッドポーカー」

ここまでの解説でセブンカード・スタッドのゲームの概要もご理解いただけましたか? スタッド・ポーカーには、これらの基本的なスタッドから発展したさまざまな派生ゲームがあります。その一部を挙げると、シックスカード・スタッド、ラズ、エイト・オア・ベター・ハイロー・スタッド、ミシシッピ・スタッド、メキシカン・スタッド、そしてカリビアン・スタッドなどがあります。どれもルールが一風変わっていておもしろいのですが、中でもカリビアン・スタッド(Caribbean Stud)はスタッド・ポーカーにカジノのテーブルゲームの要素を合わせたような特殊なものとなっています。(カリビアン・スタッドはランドカジノと多くのオンラインカジノでもプレーできるゲームであるため、別ページにて詳しく解説します)

スタッドポーカーまとめ

ということで、スタッドポーカーの大まかな特徴、代表的なゲームであるファイブカード・スタッド、セブンカード・スタッドのプレーの進行を見てきましたが、日本で古くから家庭ゲームとして普及しているドローポーカーとは随分違うゲームであることがご理解いただけたかと思います。

カード運と駆け引きが絡むという点ではドローもスタッドも同じ。しかし、相手のハンドがまったく分からないドローポーカーは、初回のベットラウンドもカード交換のラウンドも、表面的には分かりやすい違いがありません。一方スタッドでは、ベットラウンドごとに追加されるアップカードがハンドの状況を伝えるため、ラウンドごとにはっきりと変化を感じることができます。どちらをおもしろいと感じるかは好み次第ですが、ドローポーカーよりもスタッドの方が相手のハンドに関するヒントが多い分、明快な楽しさがあると言えるでしょう。

カリビアンスタッドをはじめ、カジノにはスタッドポーカーを原型としたテーブルゲームもいくつかありますから、このページがそれらをプレーする際の予備知識として参考になれば幸いです。

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