ルール解説

レッドドッグのルール詳細解説(ゲームの流れや配当表などまとめ)

投稿日:2017年8月11日 更新日:

マイナーなテーブルゲームにレッドドッグ(Red Dog)というものがあります。冒頭にこのように書くぐらいですから、ブラックジャックやルーレットのように世界的には普及しておらず、ランドカジノではあまり見かけることはありません。(北米・オーストラリア、そしてヨーロッパの一部のカジノにはあります) だからこのページの存在意義もあってないようなものかもしれませんが(笑)、オンラインカジノでは一般的であり、一応カジノゲームの一種であるため、ルール・プレーの流れ・結果ごとの配当などをまとめました。旅先のカジノでレッドドッグのテーブルを発見した時、あるいはオンラインカジノでプレーする際の参考にお役立て下さい。

レッドドッグってどんなゲーム?

レッドドッグとはどのようなゲームか?

レッドドッグはトランプを使ったゲームです。レッドドッグ・ポーカー(Red Dog Poker)や、ヤブロン(Yablon)とも言います。このゲームの概要を一言でまとめると、「配られた2枚のカードの数字のあいだに、3枚目が入れば勝ち」という至極シンプルなもの。数あるカジノゲーム・トランプを使ったゲームの中でも、これほど理解しやすいものは無いかもしれません。名前にポーカーとついていますが、役を覚えたり難しい読みは一切不要で、結果は完全に運次第。そういった意味では初心者でも気軽に楽しめます。

起源は諸説ありますが、アメリカでは18~19世紀ごろには既に似たゲームがプレーされていたようです。エーシー・デューシー(Acey-Deucey)やイン・ビトウィーン(In-Between)という現在のレッドドッグとルールがほとんど同じゲームがもともとあって、それがラスベガスのカジノ合法化に伴って「レッドドッグ・ポーカー」と名前を変えられて広がった、とも言われています。ただし、なぜレッドドッグ(赤い犬)というようになったのかは定かではありません。

レッドドッグのルールとゲームの流れ

では、具体的にレッドドッグのゲームの流れをみていきましょう。一般的に、プレーに使われるのはジョーカーを除く52枚のトランプです。カジノによっては使用するデッキ数が異なります。4デッキなら52x4=208枚、6デッキなら52x6=312枚、8デッキなら52x8=416枚です。

カードの大小

レッドドッグ解説1

カードはAが最高で2が最低です。小さいほうから2、3、4、5、6、7、8、9、10、J(11)、Q(12)、K(13)、A(14)の順番です。スート(絵柄)は一切関係ありません。

ゲームの流れ

テーブル上にはBET(ベット)またはANTE(アンティ)と、RAISE(レイズ)という2つのベッティングエリアがあります。最初にBETに賭け金を置きます。するとディーラーがカードを2枚表向きに並べます。その2枚が何の数字かによって、ゲームの流れは以下の3通りに分かれます。

2枚のカードが隣り合った場合(コンセクティブ)

レッドドッグ解説2

例えば3と4、7と8のように最初に配られた2枚のカードが隣りあう数字だった場合は、3枚目のカードは配られずに引分け(Push)となり、賭け金は返金されます。これをコンセクティブ(Consecutive:連続的の意)と言います。

2枚のカードが同じだった場合(ペア)

レッドドッグ解説3

例えば3と3、8と8、AとAのように最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合は、3枚目のカードが配られ、このカードが最初の2枚と同じものだった場合のみ勝利となり、12倍の配当が得られます。

2枚のカードがそれ以外の場合(スプレッド)

レッドドッグ解説4

例えば3と7、2と9、JとKのように、最初に配られた2枚のカードのあいだに開きがある場合は、その開いた数字Xをつけて「スプレッドX」と呼びます。3-7なら4、5、6の3つの数字があいだに入るためスプレッド3、2-9なら3、4、5、6、7、8があいだに入るのでスプレッド6、J-KはQしか入らないのでスプレッド1。

このようにスプレッドが発生したときのみ、3枚目を配る(オープンする)前に倍賭けの機会を与えられます。賭けるときは、RAISEに最初の賭け金と同額を置きます。そして3枚目のカードをオープンし、最初に配られた2枚のあいだに入っていれば勝利となります。配当は、スプレッドの開きによって異なります。

レッドドッグの配当一覧(状況別の払戻し倍率)

レッドドッグ配当一覧表
ペア 12倍(11:1)
スプレッド1 6倍(5:1)
スプレッド2 5倍(4:1)
スプレッド3 3倍(2:1)
スプレッド4から11 2倍(Even Money)
コンセクティブ 引分(Push)

*上記の配当は、賭け金を含んだ倍率です。

レッドドッグに戦略はあるか!?スプレッド1~11までの勝率(6デッキ使用時)

いかがでしょうか?ここまでの解説でレッドドッグの概要は掴めましたか? 続いては、一歩踏み込んだ情報として以下の表をご覧下さい。レッドドッグでは、最初に配られる2枚のカードによって、スプレッドごとのプレイヤーの勝率が確率に基づきあらかじめ決まっています。

スプレッド 配当 勝率
1 6倍 7.7%
2 5倍 15.4%
3 3倍 23.2%
4 2倍 30.9%
5 2倍 38.7%
6 2倍 46.4%
7 2倍 54.1%
8 2倍 61.9%
9 2倍 69.6%
10 2倍 77.4%
11 2倍 85.1%

例えば4-6のスプレッド1では、5のみが勝利できるカードとなります。6デッキ使用する場合、312枚から最初に2枚引いて残り310枚、そのうち5は24枚あるので24/310=0.0774193548となり、パーセント表示で勝率7.7%となるわけです。

この表から、オッズが確率に対して適正かどうかを計ることができます。スプレッド1は、勝率7.7%つまり100回中7.7回(=約13回に1回)しか起こらない結果に対して、払戻しが6倍(賭け金分を引くと5倍)しかありません。確率に沿うなら、本来は約13倍ないと釣り合わない。要するに、それだけプレイヤーに不利に設定されています。計算は省略しますが、スプレッド2から6までも同様に「その結果が起こる確率よりも配当が小さい」状態です。スプレッド7を超えてようやく「確率50%以上(2回に1回)で起こる結果に対して配当が2倍(等倍)」なので、7以上はプレイヤーに有利な賭けと言えます。だから、レッドドッグでプレーする際は、スプレッド7以上の場合のみレイズ(倍賭け)するのが定石と言えるでしょう

レッドドッグはオンラインカジノの方がポピュラー

冒頭でも触れたとおり、レッドドッグはランドカジノで見かけることは少なく、オンラインカジノでは一般的です。利用しているオンラインカジノがあるなら、サイト内で「レッドドッグ」や「レッドドッグポーカー」という名称で検索してみてください。

レッドドッグは一回のプレーがとても短時間で済むため、数分の間に何度もプレーを楽しめます。当サイト上に練習用の無料ゲームも設置しているので、ご興味があればご活用下さい。

レッドドッグのまとめ

レッドドッグ(レッドドッグポーカー)はとてもシンプルなゲームです。経験も知識も不要で誰でも参加できるので、旅先のランドカジノで見つけたときは、この解説を思い出してプレーをお楽しみ下さい。結果は配られるカード次第。勝ち負けに波はありますから負けが続いても深刻にならず、定石に沿ってレイズしたり、直感に従って賭け金をコントロールしながら、うまく勝ち逃げを!

以上、レッドドッグのルールやプレー手順を確認する参考になれば幸いです。

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