ルール解説

バカラのルールを詳しく解説-賭け方とゲームの進行早見表【重要】

投稿日:2017年7月6日 更新日:

バカラ詳細解説

バカラ(Baccarat)はトランプを使うテーブルゲームです。ルールはとてもシンプルですが、次第に熱くさせる不思議な魅力があります。カジノへ行くと、二人のプレイヤーがまるで爆弾処理班が最後に切らなければならない導線を選ぶかのような真剣な眼差しでカードをゆっくりめくり、雄叫びを上げる姿を見かけることがあるでしょう。例えはさておき、彼等はなぜそこまで一枚のカードに心血を注ぐのか!?

ここでは、バカラのルール詳細・ゲームの流れ・専門用語などをまとめています。現地でプレーしてみようかなとお考えの方は参考にお役立て下さい。

バカラってどんなゲーム?

既述のとおりバカラはトランプを使います。バンカー(親)とプレイヤー(子)にカードが2枚配られ、状況に応じて3枚目が配られます。ここで合計点数が9に近いほうが勝ちという単純なゲームです。J、Q、Kら絵札は0点、Aは1点、2~9はそのまま数字で計算します。例えばジャックと8なら0+8=8点と計算します。

バカラとはどんなゲームか?

バカラのルールを理解するうえで最も大切なのは、このバンカーはディーラーのことではなく、またプレイヤーも賭ける側(あなた)ではありません。テーブル上でバンカーとプレイヤーという架空の2人が勝負しているとイメージしてください。バンカーやプレイヤーという名前に意味はなく、山田さんと鈴木さんと置き換えても良いぐらいです。あなたは「山田さんと鈴木さん、どっちが勝つ(9に近い)?」という勝負を予想する完全な第三者。どちらが勝つか(または引分けか)に賭けたのち、テーブル上にカードが配られ、結果が当たっているなら配当を受け取ることができます。

「9に近いほうが勝ち」というルールは、日本で古くから親しまれているオイチョカブにも似ています。バカラは15世紀末にフランスに伝わったゲームが起源と言われています。バカラと一口に言ってもプント・バンコ(Punto Banco)、シュマン・ド・フェール(Chemin de fer)、バカラ・バンク(Baccarat banque)などいくつかの種類があり、現在世界中のカジノで広くプレーされていてるのはプント・バンコです。ネバダ・バカラとも呼ばれ、テーブルでは単にバカラと表記されています。

バカラの賭け方の種類と倍率

バカラでは以下のような賭け方ができ、倍率もそれぞれ異なります。

  • プレイヤー勝利(2倍)…プレイヤーの勝利に賭ける
  • バンカー勝利(1.95倍)…バンカーの勝利に賭ける
  • プレイヤーペア(12倍)…プレイヤーに最初に配られる2枚のカードが同じ(ペア)であることに賭ける
  • バンカーペア(12倍)…バンカーに最初配られる2枚のカードが同じ(ペア)であることに賭ける
  • タイ(9倍)…勝負の結果が引分になることに賭ける

その他、「パーフェクトペア(最初に配られた2枚が数字も絵柄も同じ)は26倍」というオプションがあるカジノもあります。

カジノでは一般的に、テーブル上に「1to1」という表記で倍率が示してあります。これは「1を得るのに1が必要」という意味で、日本人が競馬などで見ているオッズの表示形式に変換すると2倍となります。(この2倍には、賭け金の払戻しも含まれている) 2to1は3倍、8to1なら9倍、11to1は12倍です。

バンカー勝利時のコミッション(手数料)徴収について

バンカー勝利に賭けて当たった場合は、カジノ側が5%コミッション(手数料)を引いて1.95倍で払戻しされます。その理由は、バカラのルール(3枚目のカードを引く決まり)上、バンカーの方がプレイヤーよりほんの少し勝率が高いため。そのアンバランスを調整するために、バンカー勝利時の配当が圧縮されています。

なお、バンカー勝利時のこの対応はカジノによって異なります。5%の手数料を毎回差し引いて払戻しする(差し引き型)、ゲームの最後にまとめて徴収する(累積型)、バンカー勝利に賭けて6の数字で勝ったときのみ、配当が半額になる(1.5倍)になる6バンカーハーフ(バンカー6)型などがあるので、事前にご確認下さい。6バンカーハーフは、バンカーが6で勝つ確率が約5%であるため設定されたルールです。

バカラのゲームの流れ

それでは、具体的にバカラのプレー方法、ゲームの進行をみていきましょう。と言っても、とても単純なので簡単に覚えられます。

テーブルにつく

まずはプレーしたいバカラのテーブルにつきます。(カジノによっては、満席時に立ち賭けを許可している場合も) 最低賭け金と最高賭け金を事前に確認しましょう

プレー開始

ゲームは以下の流れで進みます。

1. 賭け金を置く

まずテーブルのベッティングエリア(チップを置くところ)に賭けたいだけのチップを置きます。賭けの選択肢は前述のとおり、「プレイヤーが勝つかバンカーが勝つか」「引分か」そして「プレイヤーペアまたはバンカーペア」などがあります。基本はプレイヤーとバンカーの勝敗予想、ペアベットはオマケです。

2. バンカーとプレイヤーに2枚ずつカードが配られる

チップを置き終わったら、ディーラーがカードを配ります。バカラでは、同じテーブルで賭けている客が何人いても、配られるカードはバンカーとプレイヤーの2枚ずつのみ。(ブラックジャックのように客ごとにカードが配られるのではない)

3. プレイヤー、バンカーの順にカードをオープン

カードは伏せられた状態で配られ、まずプレイヤーからカードをオープンします。カードを開く役は基本的に、そのゲームで一番多く賭けた人がします。このときにプレイヤーのカードがペアになっていれば、プレイヤーペアに賭けていた人は的中です。ペアになっていなければ、賭けていチップはその時点で没収されます。次にバンカーのカードをオープンします。

4.状況に応じてプレイヤーとバンカーがそれぞれ3枚目のカードを引く

出揃ったカードの点数に応じて、プレイヤーとバンカーに3枚目のカードが配られます。(このルール詳細は下記の表を見てください)

3枚目のカードを引くかどうかの展開早見表

縦:プレイヤーの最初の2枚の点数 / 横:バンカーの最初の2枚の点数
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 両方に1枚追加 プレイヤーに1枚追加。そのカードが下記の点数なら、バンカーにも1枚追加。 プレイヤーに1枚追加 3枚目を引かずバンカーの勝利
(ナチュラル)
1
2
3
4 8以外 2~7 4~7 6・7
5
6 バンカーに1枚追加 引分け
7 引分け
8 3枚目を引かずプレイヤーの勝利(ナチュラル) 引分け
9 引分け

縦の左端の数字がプレイヤーに最初に配られた2枚の点数、横がバンカーの2枚の点数です。交わるところをみれば、どのような対応をするのかが分かります。

3枚目を引く条件の重要ポイント

  • プレイヤーが5点以下なら3枚目を引きます
  • バンカーは2点以下なら3枚目を引きます
  • プレイヤーが6か7点でバンカーが5点以下ならバンカーは3枚目を引きます
  • バンカーが3~6点のときはプレイヤーの点数次第で3枚目を引きます
  • プレイヤー、バンカーのいずれかの得点が8か9点の場合は「ナチュラル」と言い、どちらも3枚目は引きません。その数字で勝負することになります

5. 決着と払戻し

どちらかにナチュラルが入ったら2枚で、または状況に応じて3枚目のカードで最終的に勝敗を判断し、賭けが的中していれば払戻しされます。ちなみに、バカラという名称の由来は、ゼロを意味するイタリア語からだそうです。最低得点をたたき出して負けたときは「これがバカラか…」と心の中で呟いてください(笑)

バカラのゲーム展開例

バカラのゲームの流れや展開をより具体的にイメージできるよう、2パターンの例を挙げて解説しました。

ゲーム例1(3枚目を引いてプレイヤーの勝利)

あなたがプレイヤーの勝ちに100ドル賭けたとします。

プレイヤーハンド(最初の2枚)

クラブのジャック ハートの5

プレイヤーの点数は5点です。(10と絵札は0点なので)

バンカーハンド

ダイヤの4 スペードの3

バンカーの点数は7点です。

プレイヤーに1枚追加

プレイヤーが5点でバンカーが7点のときは、プレイヤーのみ1枚追加します。(上の表を参照下さい)

クラブのジャック ハートの5 クラブの3

クラブの3を引いて、合計が0+5+3=8点となりました。

決着

プレイヤーは8点、バンカーは7点。よって、プレイヤーの勝利で、あなたの賭けも的中です。100x2倍=200ドルが払い戻され、100ドル賞金を得ました!

ゲーム例2(プレイヤーペア+バンカーの勝利)

あなたがプレイヤーの勝利に100ドル、プレイヤーのペアに20ドル賭けたとします。また友人のAさんはバンカーの勝利に200ドル賭けたとします。

プレイヤーハンド

ダイヤの3 ハートの3

プレイヤーの点数は6点です。2枚とも3でペアになっているので、プレイヤーペアへの賭けが的中となり、あなたに20ドルX12倍=240ドルが払い戻されます。220ドルの儲けですね。

バンカーハンド

クラブの10 ハートの9

バンカーの点数は9点です。8点以上は「ナチュラル」、このまま勝負となります。

決着

バンカーの9点はバカラの最高手、この勝負はもちろんバンカーの勝利です。バンカーに賭けていた友人のAさんは200ドルx1.95倍(5%のコミッション差し引き)=390ドルが払い戻され、実質190ドルの賞金を得ました。プレイヤーに賭けていたあなたの100ドルは没収されますが、ペア的中分の利益と合算すると120ドルのプラスです。

ゲームの流れはいたってシンプル

いかがでしょうか?簡略化した例ではありますが、実際にこのような展開でゲームは進行します。しかし、「点数がどうなっているときに3枚目のカードを引くのか?」という条件は覚えておく必要はありません。ディーラーがすべて進行してくれますので。ゲームを楽しむために全体像を理解しておきたいなら、いつでもこのページに戻ってきて表を活用して下さい。

バカラに必勝法はあるか?

ここまでルールを見ていただくと、バカラの結果は完全に運任せ、いやカード次第であることがご理解いただけるかと思います。ディーラーがカードをシャッフルし、席につく誰かがカット(カードの束に、ここまでカードを使うという区切りを入れる)したら、その時点でプレイヤーとバンカーの勝敗、ペアの有無はすべて決まっています。つまり、結果に介入できない以上、こうすれば絶対に勝てるという必勝法やノウハウは残念ながらありません。

あなたにできることは、すでに確定した勝敗の流れに沿って賭けられるかどうかだけ。バカラのテーブルには、たいていプレイヤーとバンカーの勝敗を記録する用紙やボードが用意してあります。「プレイヤーの勝利が続いているからそろそろバンカーか?」「いやいや、もう一回プレイヤーが来るぞ」という予想を楽しみながら、自身の直感に従ってください。

スクイーズ(絞り)がバカラを熱くさせる

バカラのスクイーズ(絞り)

カードをじわじわとめくって何の数字かを見ていくことを絞り(またはスクイーズ:Squeeze)と言います。目を血走らせて、あるいは顔をテーブルにつくぐらい寄せてカードを見ているギャンブラーの姿をカジノ内で見かけたら、それはきっとバカラのテーブルでしょう。「そんなに曲げるとトランプ傷むんじゃないの」「配られた時点で決まってるんだから、はやくめくれよ」と思っていても、口には出さないでおきましょう(笑)

スクイーズは最も大きく賭けた人に与えられる権利です。連勝している、ツキが回っていそうな人に譲ることもできます。プレイヤー側、バンカー側それぞれにスクイーズできる人がいて、彼等がカードを開くときがバカラの最も盛り上がる瞬間です。パッとめくってもじわじわめくっても結果は同じなんですが、その光景は高額ギャンブラーの気合に乗っかるという感覚でゲームに没頭できる面白さがあります。

バカラの専門用語

こちらにバカラの専門用語をまとめているので、分からない言葉があれば参照下さい。

バカラ専門用語集

バカラ(Baccarat)
ゲームの名称。ゼロの意味

プレイヤー(Player)
テーブル上で勝負している仮想の客役。マカオ等アジアのカジノでは閒(間の元字。ハンと読む)と書かれていることもあります。

バンカー(Banker)
テーブル上で勝負している仮想の胴元役。アジアのカジノでは庄(チョン)と書かれていることもあります。

タイ(Tie)
引分に賭けること。

ペアベット(Pair Bet)
最初に配られる2枚のカードが同じ数字であることに賭けること。

パーフェクトペア(Perfect Pair)
カジノによっては(またはオンラインでは)、絵柄まで同じペアに賭けることができ、それをパーフェクトペアと呼びます。

ナチュラル(Natural)
最初に配られた2枚が8点か9点だった状態のこと。

コミッション(Commission)
バンカー勝利時に差し引かれる手数料。徴収の仕方は、毎回か、累積か、特定の数字でバンカーが勝ったときのみ配当が下がるか、の3通りがあります。

スクイーズ(Squeeze)
カードを絞ること(ゆっくり開いて数字を確認すること)。

まとめ

いかがでしょうか?バカラがどのようなゲームかご理解いただけましたか?ルールを改めて簡単にまとめると、プレイヤーが勝つかバンカーが勝つか引分か、オマケにカードがペアかどうかを予想し、勝敗は9に近いほうが勝ち、というギャンブルです。

勝敗結果はカードがシャッフルされた時点ですべて決まっているので、勝てるかどうかはあなたがその勝敗を正しく読めるかどうか次第。経験もテクニックも不要、必要なものが直感のみ! マカオをはじめアジア圏のカジノでは特に人気があり、テーブルのまわりは常に多くの客で賑わっています。初心者でも気軽に参加できますから、自分の勘を信じてお楽しみ下さい!

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